アレルギー・リウマチ科では、関節リウマチの診断・治療だけではなく、膠原病の外来フォローおよび気管支喘息を始めとした各種アレルギー性疾患の診断・治療を行ないます。
関節リウマチは、手足の関節の腫れ、痛みから始まり、関節の破壊を起こし機能低下を起こす疾患です。
また、膠原病には全身性エリテマトーデス、強皮症、筋炎、血管炎など様々な種類の疾患が含まれます。
症状も様々で、長引く発熱、発疹、関節の腫れや痛み、手足のこわばりや脱力感、全身の筋肉痛などが代表的な症状です。
リウマチや膠原病、気管支喘息に対する近年の治療法、薬の進歩は目覚しいものがあり、適切な治療を行えば日常生活にはほとんど問題ないレベルに改善することの方が多くなっていますが、そのためにも、発症早期の確実な診断、治療が特に大切です。
長引く関節の腫れ、痛み、発熱、治りにくい喘息症状などで、リウマチや膠原病、気管支喘息が気になるという方は是非、御相談ください。
アレルギー・リウマチ科 外来のお知らせ
対象疾患:関節リウマチ、膠原病、気管支喘息、薬剤アレルギーなど
診療日:毎週水曜日 午前9時~正午、午後1時~午後4時30分
診療担当医
医学博士/帝京大学医学部内科学講座 准教授 河野 肇医師
1994年 北海道大学医学部卒業。
同年 東京大学医学部アレルギー・リウマチ内科教室に入局。
2006年 マサチューセッツ大学に研究留学。
2010年 帝京大学医学部内科学講座講師として主にリウマチ疾患の診療・研究を行っている。
日本内科学会認定総合内科専門医
日本リウマチ学会認定リウマチ専門医
日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
いわゆる“リウマチ”とは違うのですか?
“リウマチ”という言葉を聞いた事がある方は多いと思います。昔から、原因がわからずに体が痛くなる状態を“リウマチ”と呼んでいたのですが、この場合の“リウマチ”はあくまで一般的な俗語であります。からだや手足の痛みを主な症状とする病気は学問的には“リウマチ性疾患”として呼ばれており、この中に“関節リウマチ”をはじめ変形性関節症、膠原病、痛風など様々な疾患が分類されていますが、そのうちで、関節リウマチは最も患者数が多く、手足や膝などの体中の複数の関節が痛み腫れるのが特徴です。
手指の関節が変形してきましたが、“関節リウマチ”でしょうか?
手指の関節の変形をきたす病気にもいろいろありますが、関節リウマチはその原因として頻度の多いものであることは間違いありません。しかしながら、それよりはるかに多い病気として、変形性関節症というものがあります。これは加齢と共に軟骨の変性がおこり、関節の痛みや変形をきたす病気です。両者の区別は時として困難なこともありますが、一般的には症状の出やすい部位が違います。変形性関節症の場合には手指の第一関節が侵されやすいのに対して、関節リウマチでは第一関節は侵されにくく、第二関節が侵されやすいとされています。
医者に“リウマチの気がある”と言われましたがどういうことでしょうか?
このような理由でリウマチ外来を受診される方が少なくありません。その多くは、症状はないのだけれど健診でリウマチ反応が陽性であったという方です。この場合には、自覚症状、関節所見の有無をきちんとチェックし、レントゲン上にも異常がないことが確認されれば特に心配することはありません。 “リウマチ”という言葉自体にショックを受けてしまう方が多く見受けられますが、まずはきちんと精査してみることが必要です。
自分が関節リウマチか、簡単にチェックする方法はありませんか?
1. 朝、起きた時に手がこわばる感じが30分以上続く。
2. 手首、手指の関節(第一関節を除く)のどこかが1箇所でも腫れて痛い。
3. 痛い関節が複数箇所ある。
4. 明らかに手指、足指が変形してきた。
5. 肘や膝の前面などに硬いコリコリしたものが触れるようになってきた。
6. これまで血液検査でリウマチ反応陽性であると言われたことがある。
以上の1~6の項目に一つでも該当する場合には、一度、専門医への受診をお勧めします。
何科を受診すればいいでしょうか?
自分が関節リウマチではないかと考えた場合、内科に行ったらよいのか、整形外科に行ったらよいのか、悩む方も少なくないようです。関節リウマチの診断には血液検査やレントゲン検査も重要ですが、それ以上に、患者さんからこれまでの経過・症状をよくきき、臨床所見をきちんととることが大切です。また、最近の傾向として、早期の関節リウマチに対しても積極的に治療を開始することにより関節の変形を予防しようと考えられるようになってきており、いかに早期に診断をつけられるかということが重要であります。ですから、“関節リウマチではないか?”と考えられた場合には、早い段階でリウマチの専門医の診察を受けることをお勧めします。“リウマチ科”を標榜している施設や、専門医の資格を持った先生がいらっしゃる内科や整形外科のある施設を受診されるとよいでしょう。




























